10代の頃に一人で夜行バスに乗って東京へ行き、人生で初めて行ったライブが、YUKIの10周年記念の東京ドーム公演でした。ライブの中で「笑って生きていく」「限界を作らない」と言ったYUKIの言葉は、今でも私の人生の教訓となっています。
そのときに書き下ろされた「プレイボール」を聴くと、ライブ中のワクワク感はもちろん、あの頃の楽しかったことや悩み、ほろ苦い思い出など沢山の出来事を思い出します。
でも今思うと、ノーブレーキで突っ走っていた10代はとてもギラギラしており、この曲を聴き終わると“あの頃のギラギラした気持ちになれる”そんな一曲です。

YUKIちゃん10周年の東京ドーム公演を記念して作られた一曲。歌詞の中で、恋愛が見事に野球に喩えられています。リズミカルで明るい曲調なのですが、歌詞の女の子の物語はなんと失恋！爽快で明るい失恋ソング、とても斬新でした。MVはYUKIちゃん演じる女の子に恋をしたゴリラが、なんとかして気を引こうと一生懸命頑張るのですが、やることなすこと全部空回りで失敗ばかり。当時はなんでゴリラなんだろう？？と思っていたのですが、恋愛には必ず「追う側」と「追われる側」があって、追われる側からしてみれば、追う側の姿ってものはすごく滑稽で、カッコ悪く見えてしまうのかもしれないなあ…と思います。YUKIちゃんが片思いや失恋をストレートに描いた作品は案外少ないんじゃないかなあと思います。「プレイボール」はこれまでのアルバムにも収録されなかったので、「すてきな15才」をきっかけに知る人も多いのではないかなと思います。ぜひたくさんの人に聴いてほしい一曲です。

中学、高校で続けてきた野球の試合前に聴いていました。『振り切るなら　望みは　サ・ヨ・ナ・ラ』『ゲームはまだ　終われない』という歌詞が負けていても諦めないで頑張ろう！と思わせてくれました。引退し受験生になってからも、YUKIちゃんの「大丈夫！」という言葉とこの曲にとても励まされました。僕にとって「プレイボール」は辛い時に元気をくれる特別な一曲です。

『あなたに出逢うまでの私　忘れちゃったわ』という歌詞を見て、最初は初恋の気持ちを歌っているのかな、と思ってました。でも一通り歌詞を読んでみると、好きなものに取り憑かれて離れられない！という気持ちを歌っているんだと分かりました。それは好きな人かもしれないし、物であるかもしれないし、あるいは形の見えないものかもしれない。この歌の中の「あなた」は人それぞれ違う中で、YUKIちゃんにとっての「あなた」は音楽なんだなと思いました。好きなものに出会ったときめきを、初恋に喩えて書いている「坂道のメロディ」の歌詞は私にとってとてもキラキラしたもののように思えました。
私は大学の軽音楽部に入ってドラムと出会い、この歌に書いてある喜びを共感しました。ドラムをしていると楽しくて飛び跳ねたくなってしまう。少しだけYUKIちゃんと同じ気持ちになれたような気がしてすごく嬉しかったです。「坂道のメロディ」はいつもYUKIちゃんの曲たちが私の人生に寄り添っているということを思い出させてくれるし、音楽が好きで良かった、出会えて良かったと思わせてくれる曲です。

小さい頃からずっと絵を描くことが好きだけど、歳を重ねていく度に、いつまで続けられるんだろう？こういうことをしても許される年齢なのかな？と不安になることが増えました。そんな時に聴いた「坂道のメロディ」。ハッとして今すぐ描きたい！という気持ちになって、跳ねるようなYUKIの声に、背中を押されたような気がしました。まだ弱虫の私とはちゃんとバイバイ出来ていないけど、今でも仕事が休みの日には展示会に参加するために絵を描いています。
『好きなものばかり持って　走れ!!』
好きなものを純粋にワクワクして好きでいられる魔法をありがとう。

イントロを聴いた瞬間から、走り出したくなる。私の住む長崎は坂道だらけ。走ってのぼるのは少しきついけれど、徐々に熱を帯びていくドラムに突き動かされ、サビで一気に突き抜けるストリングスは、頂上の合図。満面の笑みでジャンプした私は、その勢いそのままに下り坂をひた走る。YUKIならではの「ワクワクが抑えられない」といった無邪気さが最大限に活かされた、あまりにも瑞々しい名曲。この曲で坂道を走る視線の先には、いつだって澄み渡る青空が広がっているのだ。

「正直者は馬鹿を見る」「もっと要領よくやれ」と親には言われてきて、何となくスッキリしない気持ちでいましたが、この曲の『正直者はバカをみない』という歌詞に、周りから見て馬鹿を見ているように思われても、それを決めるのは自分でいいのではないかと、自分の真面目さも正直さも悪くないと思えました。 いつか生のライブで聴いてみたい大好きな曲です。

子供が産まれて、どんな母になりたいのか、理想の大人とはなんなのかをずっと考えていた。この歌を聴いたとき、柔らかな心地良いメロディーと歌詞がすっと心に入ってきて、そこにはまさに私のなりたい大人の姿があった。
『いつだって　そばにいるだけで安らげるような
しわだらけの笑顔で笑うような　大人になりたいわ』
『さしだす愛を教えてくれた　あなたを抱きしめていたい』
このフレーズが大好きで、歌詞全てが座右の銘のように、辛い時やもがいている時に聴くととても力が湧いてくる。この歌には愛に溢れている。
しわだらけで白髪も生えて、子供よりも背が小さくなったとしても、いつだって大丈夫だよって笑って抱きしめられる、そんな大人になりたいと私を強くしてくれる大切な歌です。

『正直者はバカをみない　騙すのなら騙されていたい』『いつだって　そばにいるだけで安らげるような　しわだらけの笑顔で笑うような　大人になりたいわ』『流れる時代に押し潰されない　自由を履き違えず』好きな言葉をあげたらきりがない曲です。いつになれば近づけるのだろうと思いながらも、正直な芯をしっかりと持った笑顔の似合う女性になりたいと、今日も願って踏ん張っています。間違っていないよ、とYUKIちゃんに背中をそっとさすってもらってるような気持ちになります。寄り添ってくれてありがとう。

2013年の夏、「STARMANN」がきっかけでYUKIさんのファンになりました。ドラマ主題歌としてテレビから流れてきた曲を聴いた時、言葉では言い表すことができないような衝撃に包まれました。『夜空を突き抜け　聴こえるその声は　You！ 』という歌詞が、その時の気持ちを鮮明に思い出させてくれます。
YUKIさんの数ある楽曲の中でも、「STARMANN」は特に大切な一曲です。

人は孤独だからこそ誰かを必要とし、誰かと一緒に生きていく。
分かってもらえないことに悩むことも多かった日々の中で、孤独さえ肯定してくれたYUKIちゃんの素敵な音楽。大切なのは、分かってもらえないのを悩むことじゃなくて、私から誰かの手を取って歌って踊ることだったんだ。そんな風に思える一曲です。

生きてるからこそ感じる、“好き”という幸せなきもち。でも“好き”という感情があることで感じる悲しみや不安なきもち。だからたまに“好き”っていうのがなんなのかわからなくなって悩むけど、そういう時はこの曲を聴いて｢好きっていうのに理由も何もないんだ｣って気付かせてもらっています。いつまでも自分の心の中心で響いている、世界で一番好きな一曲です。
（シシヤマザキさんとコラボしているジャケットやMVもとっても素敵です!!）

『僕らは生きてる　だから哀しいんだ』『僕らは生きてる　だから嬉しいんだ』ここの歌詞を初めて聴いたときに、気分が落ち込みやすい私は涙が出た。「好きってなんだろう…涙」は、うやむやな事が吹っ切れるような、自分の好きなことは堂々とやれってYUKIが力強く肯定してくれるような、そんな曲だと思った。人生のあらゆる選択肢の中から"好き"を理由に決めることに躊躇したなら、この曲をこれからも聴いていきたいし、誰かに聴いて欲しいと思う！人生なんて、夢だと思え。気持ちがスって軽くなる、頑張ろう！ってなるんだ。

夢を見て故郷から出てきて、都会のマジックに自分を見失って、昔と今を比べて、これで良かったのかと、戻れない時間に後悔しかけたり。でも、この曲を聴くと現在地を再確認し、また明日から真っ新な気持ちで頑張れます。過去の自分も愛しく思えました。「全ては自分次第」、この曲を聴いて今の自分、未来の自分を大事にしていこうと思えました。YUKIさんいつもありがとうございます。

今年高3になるうちの一人娘は、この曲がまだTVCMで流れていた16年の春に、家から遠く離れた都心の高校に進学しました。それまで自宅から歩いて数分の保育園・小学校・中学校と、幼馴染と一緒に通ってきた朝寝坊の彼女が、まだ誰一人知り合いのいない都会の学校に通う為に、毎朝まだ暗いうちから起きて準備している姿が、日々憔悴していくようで、とても心配でした。始発駅から終点近くまで、地下鉄を乗り継いで。花見の時期には朝帰りの酔客や、オフィス街を通る時の圧倒的な混雑。痴漢やおかしな奴に絡まれたり、ひとりぼっちで小一時間かけてたどり着く学校までの毎日の小旅行、友だちも知り合いもいない中で引っ込み思案の娘がやっていけるだろうか。その頃CMでこの曲が流れていました。
『壮大な落書きを　リュックに詰めて』
僕は彼女のスマホにこっそりこの曲を仕込んでおきました。歌詞がなんだかいまの彼女にぴったり相応しくて、こんな前向きな気持ちにつながっていってくれたら嬉しいなあと思ったからです。気がついた娘はぶっきらぼうに、「おとう勝手な事すんな！でもいい曲だね、わかるよ」と言ってくれました。
5月になると部活に入り、新しい友だちも沢山でき、日に日に表情が明るくなってきました。今ではすっかり生意気で口の減らない明るいバカ娘に戻って元気に学校に通っています。この曲のイントロを聴くと、張り詰めた、それでも希望に溢れた2年前の春の日々がよみがえってきます。楽しむのはわたし次第、もうあの頃には戻れないの～、そうなんだよね。そうやって大人になってわしらから離れていくんだろうなー、頑張れバカ娘！YUKIちゃんがついてるゾ(⌒▽⌒)

カントリー調で心地良く、故郷や家族の元に帰ってきたかの様な、暖かい気持ちにしてくれるこの曲が大好きです。歌詞にある『戻らないの　戻れないの』は、色々な壁が立ちはだかり、後ろ向きになってクヨクヨしても何も始まらない。それなら前を向いて新しい道を作っていこう！と、自分の背中を押してくれます。これからもずっと大切な曲です。

夜、真っ暗な部屋。布団の中、スマホ片手に耳にはイヤホン。邪魔な音が入り込んでこないように、YUKIちゃんの声だけが聞こえるように、音量を上げ、この曲を初めて聴いた。
『雨は上がった』
YUKIちゃんが歌い出した瞬間、なんとも言えない込み上げてくる気持ち。涙が溢れ出た。
わたしの隣にはすやすや眠るまだ幼い我が子。子供が生まれてからは子供中心の生活で、YUKIちゃんの曲を聴く習慣がなくなってしまっていた。そんな中、久しぶりに聴いたYUKIちゃんの歌声に泣かずにはいられなかった。
『昨日よりも上手く笑えるようになるよ』
『優しさを持って　哀しさを持って　生きる』
『だから私は強いの』
YUKIちゃんからいつも元気をもらいます。
だから私も強いです。
明日も笑おう。

『雨は上がった』この始まりからYUKIちゃんの世界観に引き込まれました。ジャズテイストを取り入れたピアノ、間奏のサックスも心地よく素晴らしい。『私は強いの』と言い切るYUKIちゃんのかっこよさに自分もがんばろう、強くなろうと当時勇気を貰った大切な曲です。今も挫ける事があると何度も聴いて元気を貰っています。演奏を含め一発撮りのモノクロMVもとても素敵で何度も魅入ってしまいます。

ライブで初めて「tonight」を聴いて、『雨は上がった』のひとことで、興奮気味だった会場が一瞬で静かな夜の静けさに変わり、ただ釘付けになっているうちに、YUKIちゃんの放つ音が、言葉の一つ一つが、まるで静まり返った水面に雫が落ちて波紋が広がるように身体の全てを震わせていくのを感じました。初めて聴く言葉が、メロディが、聴いた瞬間から懐かしい大好きな景色だったように感じるドキドキ感と少し胸苦しい気持ち。そんな昂りが最高潮に達した時にふと全ての時が止まったような静寂。そして『私は強いの』。あらゆる不安を、悲しみを受け止めてもらったような、赦されたような、何とも形容し難い気持ちで嬉しくて寂しくて温かくて…痺れました。こんな魔法を使える人なんだ、と改めてYUKIちゃんに惹かれました。
いろいろあるし、キツイこともあるけど、私はこれからも大丈夫だと思えた一曲です。

「ポストに声を投げ入れて」リリースから10ヶ月後、わたしは大学を卒業しました。地方に就職した友人が多く、一人札幌に残ることが本当に寂しかった時にいつも聴いていました。今も、社会人1年目で揉まれることも多いですが、この曲を聴いていると、学生時代の楽しかったこと、笑ったこと、たくさんのことを思い出してとても笑顔になれます。そして、何よりみんな今いる場所で頑張っているんだ、自分も頑張ろう！と奮い立たせてくれるのです。大学に限らず、友人みんなを想わせてくれる大切な曲です。YUKIちゃんの曲にどれだけ励まされたのかわかりません。わたしの毎日に力をくれて、本当にありがとうございます！
みんな、いつも連絡ありがとう！
札幌で一緒に頑張るよ！笑わせてやるよー！
笑わせてくれよーー！！

小学生の時にTVから流れてくるYUKIの歌を聴いてファンになりました。大人になるにつれて色んな経験をした事で歌詞が理解できるようになり、ますますYUKIのこともYUKIが届けてくれる曲も好きになりました。そんな中で「ポストに声を投げ入れて」は、友達と喧嘩したり、人間関係に悩んだ時に、自分の言葉でしっかり相手に届けよう！伝えよう！と、私にとっての応援歌になった曲です。 ありがとうYUKI。

夫婦になっていろんな悩みでぶつかることが多かった時に、「ポストに声を投げ入れて」を聴いて、『夏、秋、冬、春になっても僕らは　あの坂道の途中で　並んで歩いている』の歌詞のところで、辛いことがあってもずっと並んで歩いていたいとか、『上手く描けないけど　消しゴムで消して　何度でも　僕は僕を　君のいる世界を　ラ・ラ・ラ　大切にしていたいから』ってとこで、何度でも彼が辛いなら私が消して大切にこの時間を、彼を大切にしていこうと決めたんだ。沢山の気持ちを彼の心のポストに沢山投げていこうって決めました。
勇敢な君が今日を笑って生きていてくれるだけで、私は今でも幸せです。 いつでも私はポストに沢山の声を投げていこうと思いました。

昨年の4月から、仕事で少し責任のあるポジションを任されるようになりました。
それまでの私は、常に先輩が上にいて、自分の担当以外のことは見て見ぬフリをしてしまうことも多かったと思います。でも、ちょうどその頃リリースされた「さよならバイスタンダー」を聴いて、これからは傍観者でいるのはやめよう！当事者でいよう！と心に誓いました。
今も、忙しさに負けてしまいそうになる時もありますが、「さよならバイスタンダー」を聴くと、そのとき誓った初心を思い出すことができます。
テレビ番組でYUKIちゃんが堂々と言った、「私はいつも当事者でいたいのです」という言葉が忘れられません。
かっこよかったな。

「さよならバイスタンダー」がリリースされた日、忘れもしない私立大学受験当日でした。現在は国立の大学に通っていますが、初めての受験で始まる前も終わった後も緊張が抜けませんでした。そんな中、帰り道に「さよならバイスタンダー」を購入し、帰宅した後何度も聴きました。その際に『こわくて　こわくて　こわくて投げ出したくても　僕は　僕に誓うよ』という歌詞がその時の自分にとても合っていてすごく励まされました。受験という、道行きの最後が天国かそこらかも分からない状況で、この曲に出会うことができて本当に勇気をもらえました。合格することができた今でもあの頃を思い出せるとても大切な曲です。

仕事やプライベートでうまくいかない時や周りに流されそうになったり、自分の理想と現実がうまくいかなくて悩んでいる時に『戦うのは自分よ』と奮い立たせてくれる私の応援ソングです。でもやっぱりそう思わせてくれるのはYUKIちゃんが隣に居てくれて私の背中をドン！と押してくれる様な歌詞とメロディーだからですね。いつも出勤するときに聴いて私らしく強く仕事に向かっています。